VIOの自己処理や脱毛をする上で悩むのが、
「アンダーヘアの形、Vラインのデザインってどうすればいいの?」
ってことです。
多くの人が悩んで検索しています。
で、多くのサイトが、
「逆三角形が自然」
「楕円も女性らしい」
「つるつる、パイパンは清潔感がある」
なんてことを書いています。
どれが男性に人気なのか調査してランキングで紹介しているサイトもありますね。
でも、ちょっと待って。
落ち着いて。
VIOコンシェルジュの二階堂から言わせれば、アンダーヘアの完成形を「形だけ」で判断するのは相当危ないです。
片手落ちなんですよ。
だって、みんなそれぞれ元の条件があまりにも違うじゃないですか。
具体的に言えば、
- アンダーヘアの濃さ(毛量)
- アンダーヘアの長さ
- 性器の形(主に小陰唇)
- 性器の色(主にIラインの黒ずみ)
が全然違うわけです。
先日芸能人3人にVIOインタビューしたときも、
「自分で処理してる人ってなんかコントラストが強い」
なんて話も出ていましたが、実際に密度が濃い人が形を整えすぎると妙な違和感があったりします。
そのVIO自己処理、目的を見失っていない?っていうね。
よく「味のりみたいなアンダーヘア」って笑い話が出ますが、これはアンダーヘアの濃い人がきっちり長方形に整えることで起きる悲劇です。
不自然なんですよね。
でも、みんなどうしていいのか分からず、もうそのままでいいやー!みたいな。
とりあえず、形だけでは解決しないことを理解してください。
今回はこの辺の問題について、VIOコンシェルジュが問題点から解決方法までかなり丁寧に解説します。
VIO処理のゴール設定を明確に
まず、最初にゴールを理解しましょう。
「とにかく自己処理する」「形を整える」ってことに主眼を置いているので目的を見失うんです。
VIO処理、VIO脱毛をする上で一番大切なことって、
自然で女性らしい清潔感のあるアンダーヘアを作ること
だと思うんです。
男はもちろん、女性から見ても、「自然だな。きれいだな」と思わせれば勝ち。
とは言え、これはいつも言ってることですが、「自然」と「放置状態」は全然違いますからね。
庭木も剪定されていて、初めて「自然あふれるいい庭だな」と思うわけです。
剪定が行き届いていない庭は、「荒れ放題」「人住んでなさそう」「虫とか出てきそう」と思われます。
この比喩、アンダーヘアに当てはめて考えられますか?
男性にとって、最高のVIOの状態はどんなものか?
ここで結論を先に書きますが、ぶっちゃけ男が一番好きなVIOは、
元からアンダーヘアが薄くて柔らかい毛で面積が小さくて、IOラインは全く毛が生えていない
という状態。
男性目線を意識するなら、これが大正解だということを理解したほうがいいです。
で、ここで一つ問題が。
そもそも論として、「男性目線を過剰に意識する必要なんてあるの?」ってことがありますよね?
多分、多くの女性はここでなんとなくもやもやすると思うんです。
「別に男のためにやってるわけじゃないし。自分がキレイにしたいだけだし」みたいな。
当然ですがここはもちろん自由です。
男性目線なんて一切気にしない人は、正直に言ってこの記事を読む必要はないと思います。
「男から見て良い状態にしておいてくれよ」なんて傲慢なことを言うつもりはありません。
ただ、一つ考えてみてほしいのは、もしこの世から男がいなくなりそういう行為を今後一生することがなくなった場合、あなたはVIO処理、VIO脱毛をするのかということ。
もしも男性意識があるという場合は、せっかくならば男性がどう考えて何を好むのか知っておけば得じゃない?というのがこの記事の趣旨です。
本題に戻ります。
男性から見た理想形としては「元から薄い状態」が一般的に好まれるのは間違いないです。
でも、現実としてこれはもう生まれつきの問題。
親にもらった体をいまさら嘆くのは意味がない、前向きじゃないですよね。
確かにめちゃくちゃ濃くて、Oラインまで毛がびっしりだったら親を恨みたくなる気持ちは分かりますが。
恨んでも解決しないので、どうしたら理想の状態に少しでも近づけるのか、どうしたら新しい彼氏に「やった!元から薄いコだ!」と騙せる状態になるかを考えていきましょう。
実はVIO処理は毛だけの問題ではない
というわけで、ここからは問題の解決を考えていきたいところです。
が、実はもっと言ってしまうと、この問題はそもそも毛だけの問題ではないんですよね。
もう少し踏み込んでみましょう。
毛以外の要素として、
- 顔や体型に対してアンダーヘアが似合っているかどうか
- 女性器の形状や色の問題
この辺も密接に絡んできます。
そりゃそうですよね。アンダーヘアだけポンと浮いているわけではないので。
よくあるアンダーヘアの形紹介では、「○○が人気!」なんてやってますが、それはあくまで一般論です。
流行りのヘアスタイルを美容院でお願いして、仕上がりを鏡で見てがっかりした経験は誰しも一度や二度はあると思います。
あれと同じことが起こる。
自分の顔の形や大きさ、肌の色、体型や髪質などによって、似合う似合わないがありますよね。
おでこは絶対に出さないほうがかわいい顔とかありますよね。
アンダーヘアだって上記の個性によって、同じ問題があるわけです。
それなのに形だけで考えることの無謀さがそろそろ理解できてきたと思いますがどうですか?
例えば、女性器にとって一般的にマイナス要素になるものをザっと挙げても
- 具がやたらとはみ出ている
- 大陰唇がぼつぼつ、ぼこぼこしていて肌が汚い
- 大陰唇が真っ黒、濃い茶色。メラニンびっちり
- 小陰唇が濃いグレーでしわしわで腐った肉みたい
- 小陰唇が極度に左右非対称
これくらいあります。
こういう場合は、やはりパイパンは避けたほうがいい。
女性器が妙にリアルでグロテスクに見える場合があります。
そもそも、男は女性のその部分を見たいの?
女性器って本当に複雑なテーマで、男から見てもとても難しい存在です。
冷静に考えればちょっとグロテスクなものなのに、なぜかDNAに刻まれている本能が、性欲が、「見てみたい!」という気持ちを起こさせる。
あ、これは一般的に好意のある女性に対してですよ。
好意のない女性(例えばそこらのおばさん)のが何かの間違いで見えてしまったら、「おえーーー気持ち悪!!」ってなります。
これは男性本人にもよく分からない感情なんです。
だからこそ本能と言えますね。
本当にわけが分かりません。
なので、「グロい!」と「性的興奮がある!」の天秤状態が常にある危うい状態。
これがグロいほうに傾いてしまうと、ちょっと取り返しがつかないわけで。
グロいと思われたら負け。
可能であれば、アンダーヘア処理はその点も考慮したいところですよね。
つまり、上記のようにちょっとグロ度、リアル度が高い場合は、Vラインの毛はアクセントとしてちょっと面積広めに残しておくべきなんです。
それでもジャングル放置状態は余計にグロく汚らしく見えてしまうので、しっかりときれいな自然状態にしておくのが望ましい。
女性器自体がそれなりにキレイな場合は、思い切ってパイパンもOKですね。
顔の形がきれいなら思い切って輪郭を出す髪型にしちゃえ!ってのと同じ考え方。
まずは自分を理解して、冷静に自己判断できるようになりましょう。
ただ、これも顔と同じで、自意識が高まりすぎると全てのパーツがコンプレックス、欠点のように感じてしまいます。
例えば、小陰唇のちょっとした左右非対称が妙に気になってしまったり。
みんなどちらかが大きい。
多くの女性がVIOがキレイなわけではないので、自意識過剰に陥らないようにすることも重要です。
IOラインの処理、形はどうすべき?
IOラインの理想形については書く必要がないので端折ろうかと思いましたが、もしかすると基本を理解できていない人もいるかもしれないので書いときます。
先に答えですが、
IOラインのアンダーヘアは一切必要ありません
これは上記のような女性器にネガティブ要素が多い人でも同じです。
変に隠そうと思ってIラインの毛を残す人がいますが、余計に汚らしくなるだけです。
清潔感向上のため、せめてキレイにツルツルにしておきましょう。
最悪、ヒートカッターで5mm程度まで短くしておくのはやっておきたいところ。
生やしっぱなしは論外ですよ。
見栄えだけの問題ではなく、実際の衛生面、不快感、実用性なども含め、ここに毛がある必要は全くありません。
脱毛するのなら絶対に残さないようにしましょう。
これはVIO処理、VIO脱毛をする上での超基本です。
IOがスッキリしているのは想像以上に快適です!
もう生えている状態には戻れません。
自己処理だと維持するのが大変だけど。。
理想のVIOに近づくためには何をすればいい?
ようやく基本が理解できたところで、いかに整った自然状態に持っていくか、そして自分に似合うアンダーヘアの形を見つけるか。
まず、「元から薄い状態」に努力して持っていくには、もう脱毛に通うしかありません。
他の方法はない。
脱毛というと0か1、すなわち「毛がある」「毛がない」の2択しかないと思っている人もいることでしょう。
しかし、実際には「毛を薄くする」「毛を細くする」ということもできます。
「元から薄い状態」に近づけることは可能なんです。
というか、逆に「無毛状態」にするのは結構大変です。
完全なるツルツルにするには、それなりに努力とお金が必要ですね。
特に元から毛が濃い、毛量が多い人は、やはりさっさと脱毛に通うべきです。
これは日々VIO脱毛を施術している看護師さんに聞いても同じことを言います。
その上で形を整えつつ、毛量の薄い状態まで持っていくのが正解ですね。
現状で最安値で上記を実現するには、レジーナクリニックのVIO脱毛がオススメです。
効果の高い医療VIO脱毛が84,000円で施術できます。
医療ローンだと、月々3,000円の支払いですね。
レジーナクリニック公式サイト:
http://reginaclinic.jp
【画像あり】Vラインの形を解説
ようやく本題。
ここからそれぞれのアンダーヘアの形について紹介していきます。
上記の内容を踏まえて解説していきますね。
ところで、脱毛サロンのHPなどで見かけるVIOの形イラスト。
全くリアルじゃないので、いまいち完成形がわかりにくいですよね?
というわけで、結画伯にリアルな絵を書いてもらうことにしました。
わざわざ口で説明する必要がなく便利。
このページをお気に入り登録して、是非使ってみて下さい。
ただ、やっぱり結構リアルなので、このページに直接イラストを置かずにクリックで見れるようにしました。
では、一つずつ解説していきますね。
Iライン型
これは外国人に非常に多いスタイルです。
欧米人はほとんどこれか、無毛・パイパン状態のどちらかですね。
ワンフィンガーは女性は流石に見慣れなくて違和感感じると思いますが、これが欧米人だと結構いるんですよ。
僕ら男性陣は結構見慣れてますw
確かに欧米人がこれをやるとセクシーな感じがします。
ただ、日本人がこのスタイルにすると妙にスポーティーな感じになるんですよね。
競泳でもやってたの?って感じ。
また、ツーフィンガーでアンダーヘアが濃くて長いと前述した「味のりの悲劇」になるので、個人的には日本人にはこのスタイルはオススメしません。
黒々とした太い毛には適さないってことですねー。
逆三角形(小さめ)
答えを書いてしまいますが、多くの日本人女性が目指すべきスタイルはこれです。
そもそもVラインの毛なんてどっさり生やしている必要はありません。
アクセントとして、大人の女性の象徴として、さり気なく主張していればそれでいいんです。
見栄えもいいし、衛生面もいい。
前述したようにもしも女性器にネガティブ要素があったとしても、毛のアクセントでそれなりに打ち消してくれます。
僕はこのスタイルを「トライアングルミニ」と呼んでいます。
→「なでしこスタイル」という名称に統一しました!
気をつけなければならないのは、もともと濃い人が形だけ整えて毛の長さや毛量をそのままにしておくと、そこに筆があるように見えます。
かなりアンダーヘアの主張が強い。
この状態は良くないので、少なくとも長さの調整はしましょう。
平均的には2cm程度がベストです。
毛量が多い人で自己処理する場合は、もう少し短くするか、すきバサミで梳いてください。
ただ、結局は脱毛をして薄くするのが一番いいです。
このスタイルを世の中に普及するため、Vラインはトライアングルミニ、IOラインはつるつるの状態を「なでしこスタイル」という名称で表すことに決めました。
日本人女性に一番似合うという意味を込めています。
今後、女性誌などのメディア、脱毛サロンや脱毛クリニックと提携を進め、なでしこスタイルが普及していくように努力していきます。
なでしこスタイルについて詳しく書いた記事はこちら↓。
スクエア型(台形)
長方形にすると違和感があるので、スクエアと言いつつ台形にするパターンですね。
本来のもともと生えている形にもっとも近い型ですが、これは面積が広すぎるのでオススメしません。
無難過ぎます。
せっかく処理や脱毛をするのに、ここまで無難では意味がない。
毛の面積の広さはどうしても男らしさに繋がっちゃうわけですよ。
Iラインに毛がめちゃくちゃ生えていて、脱毛や日々のカミソリ処理ができない場合は、VからIへのつながりを考えると必然的にこんな感じになっちゃいますけどね。
頑張ってそこを脱出しましょう!という話。
逆三角形(大きめ)
もっとも無難な形。
ただ、どうせならトライアングルミニまでいこうぜっていうね。
「そこまで攻めるのはどうしても恥ずかしい」なんて人は、この辺でバランス取ればいいかもですね。
でも、自己処理ならコントロールできますが、せっかく高いお金を払って脱毛して、これくらいの大きさを残したら勿体無いですけどね。
あと5年もしたらトライアングルミニorパイパンが当たり前になります。
そのときにもう一度数十万円払って脱毛に通うのは馬鹿らしい。
攻めたほうが絶対に美意識高く見えるし、彼氏も喜びますよ!
全処理・パイパン
正直、医療脱毛の現場の話を看護師さんに聞いたところ、パイパンはかなり増えてきているらしいです。
やはり医療脱毛で気合いをいれて脱毛するレベルになると、それくらい意識が高くなるんでしょうね。
現在だともともと濃くてコンプレックスの強い人が通う可能性も高いし。
機能面、衛生面を考えればこれが一番いいのは間違いないんですよ。
ただ、日本人はどうしても無毛だと子供っぽく見えがちだし、VIOゾーンの肌がメラニン沈着している人が多いので、ちょっとリスクがあります。
一度全剃りしてみれば分かりますが、意外とくすんでるんですよね。
キレイにしたのにキレイじゃない、というジレンマ。
個人的にはなでしこスタイルにするのが日本人女性にとっては一番バランスいいと思います。
もちろん、色々めんどくさいって人はパイパンでいいかもですね。
楕円(オーバル)
たまご型なんて呼ばれたりもしますね。
女性に人気なんですけど、VIOコンシェルジュの僕は推奨しません。
柔らかい印象が女性ウケしているんだと思いますが、男はアンダーヘアにかわいらしさなんて求めてないですよ。
女性感のあるふわふわとした柔らかい毛は好印象ですが、丸っこさは必要ありません。
ハート型
ハート型に限らず、アンダーヘアに個性を求めてデザインをするのはやめましょう。
それは男ウケは非常に悪いです。
「なんでやねん!」って言いたくなる。
さっきも書きましたが、かわいらしいものなんて求めてないですからね。
ついでに言うと、パイパンにしてVライン部分にタトゥーを入れるのもやめてほしいです。萎える。
あと、大陰唇、小陰唇へのボディピアスもやっぱりやめてほしいですね。
そういう人は、やめてと言ってもやっちゃうと思いますけどね。
一般の人はやらないでください。
やろうという人も少ないとは思うけども。
まとめ
形の話だけで言えば、結局はなでしこスタイル一択です。
あとはどれくらいの大きさを残すかどうかだけ。
これが人それぞれ適正点があり、ちょっと悩ましいところです。
自信があってキレイでめんどくさい人はパイパンでもいいんですけどね。
結局、自己処理では毛量の問題など限界があるし、自己処理を繰り返すことで肌の色も劣化していくことが多いので、できれば早めに脱毛に通って解決することが求められます。
きちんと自分のゴールを見定めて、そのために脱毛をするのか、自己処理で頑張るのか、しっかり組み立てることが重要ですね。