こんにちは、結です。
私は最近医療レーザーのVIO脱毛に通っています。
自己処理を始めた頃も、脱毛に通うようになってからも、毎回悩んでしまうのが、「Vラインの形どうしよう?」という問題。
私の場合、すでに2回医療レーザー脱毛を終えているので、ここ数ヶ月はほとんど毛が無い状態で過ごしているんです。
だから身をもってツルツルの楽さを痛感中。
しかし、ちょっとこの先一生後悔しないか考えた時には不安なんですよ。
というわけで、自分の感想だけじゃなく、男女問わずいろんな人の意見を聞いてみて、答えを探す事にしました。
この記事では
- ハイジニーナのメリットとデメリット
- 世間の男性の意外な本音
- 私が「なでしこスタイル」に決めた理由
を解説していきたいと思います。
ちなみに、なでしこスタイルとは↓のような残し方です。
なかなか一人で決められないけど、誰かに相談する事もむずかしいVIO問題。
私の実体験だけでなく、実際にかなりいろんな人に踏み込んだ意見も聞いてみたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
パイパンとは?
パイパンとは、VIOの毛が全く生えていないツルツルの状態の事を言います。
この言葉、元々は麻雀の牌(パイ)から来ているんです。
何も絵が書かれていない真っ白な【白板・白牌(パイパン)】と呼ばれる牌があるのですが、それと毛が無いVIOの状態をなぞらえてパイパンと呼ぶようになったのです。
この言葉自体は、アダルト要素の強い場面で使われる事が多く、女性の陰部を表す単語なのに男性社会に対しての方が広く知れ渡っているような単語でした。
実際にAV業界では、つるつるにした女性が出ている作品タイトルには”パイパン”という言葉が掲げられている事が多いです。
要は麻雀といい、AVといい、かつては"男性目線で女性を表現する、エロ用語"のポジションでしたね。
今は昔に比べて若干女性も使うワードに変化しているものの、アダルト要素が根強く残っているのも事実です。
パイパンの対抗馬、まだまだ新語の"ハイジニーナ"
最近だと、美容業界では無毛状態のVIOを"ハイジニーナ"と呼んだりもします。
こちらの語源は「衛生」を意味する「hygiene(ハイジーン)」から来ています。
"パイパン"が男性から見た言葉だったのに対して、ハイジニーナは"女性から見た女性のVIOを表す単語"という感じの位置付けになってますね。
ただパイパンほど普及しきれてない印象ですね。
アラフィフお母さん世代は、まだ知らない人がほとんどの単語だと思います。
パイパンとハイジニーナ、同じ意味でも印象が全然違うから、言葉の文化って不思議。
女性のVIOは、現在3つの派閥に分かれている!
ここ最近になって女性のアンダーヘア処理は随分浸透してきました。
脇毛がそうだったように、今後若い世代にはもっともっと浸透しておそらく常識になっていくと思います。
とはいえ年齢や住んでいる地域によってそのリテラシーは随分と開きがあって、やっぱりまだ、都会の若い子を中心に広がりつつある文化。
- アラフォー以上
- 田舎暮らし
この2つが掛合わさっただけでも処理率は格段に低くなりますね。
大きく分けると処理派と未処理派の二択。
しかし、その処理派の中でも更に、
- なでしこ派
- パイパン派
に分かれているのが現状です。
(※イレギュラーな例として、変な形で残してしまい、後悔している脱毛失敗層が一部存在します。)
ではここからは、ツルツル状態にする事のデメリットとメリットを紹介していきます。
パイパンのデメリットとは?
まずデメリットをざっくりあげると、
- 人に見られた時に恥ずかしい
- うぶな男性と付き合うと抵抗がある人もいる
- おしっこが変な方向に飛ぶ
- 黒ずみや小陰唇がやけに目立つ
- 脱毛するなら沢山回数が必要
ざっくり言うとこの5点。順番に詳しく解説していきます。
1. 人に見られた時に恥ずかしい
恥ずかしいと感じる場面や相手は非常に様々で、
- 温泉に行って周りに見られると恥ずかしい
- もし彼氏や旦那さんのお母さんに見られる事があったら恥ずかしい
- 婦人科等病院の先生に見られると恥ずかしい
など、主に相手がパイパンじゃない人の前で、自分がマイノリティ側に回った時ですね。
「私だけがしっかり下のお手入れしてて準備万端みたいで恥ずかしい」みたいな。
結の恥ずかしい体験談
実際に私は1回目のVIO脱毛で毛が抜けきってツルツル状態の時に、ちょっと生理不順が続いたのでレディースクリニックを受診したんです。
そこで内診台に乗る事になった時、看護師さんと先生に毛が無いVIOを見せるのはなんとも言えない複雑な感情でした。
病院ってあまりにも清潔感漂ってて、女性=聖母マリアでないといけないような清く美しい雰囲気あるじゃないですか。
多分患者さんの中にはモジャモジャのままで受診する人も沢山いるだろうし…。
あれでもし性病検査に引っかかってたりとかしたら、「この子、性に奔放なんじゃないか?」みたいな印象になりそうで…。
同じく"性に奔放と思われそう"と通じるのが2つめですね。
2. うぶな男性と付き合うと抵抗がある人もいる
好きな男性とどんな事がきっかけで出会うかわかりません。
さっきも言った通り地域や年齢でかなりVIO処理のリテラシーには差があります。
元カノが誰一人としてアンダーヘアを処理して無かった田舎の好青年と恋に落ちてしまった場合、人によっては「元彼のために剃ったのか?」「この子ヤリ◯ンなのかな?」なんて青すぎる想像する事もありうるのです。
「モジャモジャよりはツルツル。でも理想は元々薄い人。」
これがピュア男子の理想なのです。
3. おしっこが変な方向に飛ぶ
モジャっとした長い毛が生えている時は、その毛をつたってほぼ垂直におしっこが出るんですが、パイパン状態だと当然つたう物がなくなってしまいます。
そうすると、小陰唇に当たって変な方向に飛んでしまうのです。
これはパイパンに限らずVラインをちょっとだけ残した場合も、小陰唇の形次第では同じ事が起きますね。
とはいえ、個人的にはおしっこがついた陰毛を下着の中で保有し続けているよりずっとマシな気もしますね。
ガシガシ拭いて毛にティッシュがつくなんて事も起きませんし、デメリットレベルは低めかも。
そして、次のデメリットはもうちょっと深刻です。
4. 黒ずみや小陰唇がやけに目立つ
美容サロンで見るハイジニーナのイラストは綺麗な肌色で、割れ目も小陰唇も描かれていないので、脱毛が終わると自分もそうなれるような気がしていたんですよ。
でも、実際はそんなに綺麗じゃないのが現実で、全部毛が抜けた後の肌は若干の黒ずみがあるんですねー…。
脱毛をしても肌の色は変わらないんですが、毛がなくなると綺麗な肌色の部分と黒ずんでる部分とのコントラストが際立って、妙に黒く見えてしまうんですよ。
また、飛び出した小陰唇もやけに大きく長く見えてしまって、せっかく毛がなくなったのに新たなコンプレックスになってしまう人は少なくありません。
脱毛後の黒ずみにショックを受ける人は多いんです。
手術で治す場合もある
対処法として黒ずみ専用のクリームを塗ってみたり、ひどい人は医療レーザー治療を受けて解消する事もあります。
部位やクリニックによって行っている対処方法は異なりますが、
- レーザートーニング
- インティマレーザー
など、どれも一回1万円以上。
それを効果が出るまで何度も繰り返し行う必要が出てきます。
個人的には、あまりにも深刻な状況で恋愛に消極的になってしまうほどあれば、手術して治す分には全然OKだと思ってます。
ただ、痛みや費用を伴う事も確か。
ちょっと毛を残すことでそれが解消される人は、残しておいた方が良いような気がします。
そして次がデメリットラスト!
5. 脱毛するなら沢山回数が必要
VIO脱毛は、1回や2回じゃ終わりません。
効果が高い医療レーザーでも、ツルツルにしたいと思ったら5回は当てる必要があります。(元が結構薄い人で5回程)
剛毛レベルで生えている人がハイジニーナにしようと思ったら10回弱当てる事も少なくないんです。
これがサロンの光脱毛だと、更に倍以上の回数が必要になってくるんで、もう医療脱毛よりずっと高額になってきちゃったりするんですよ。
また、ハイジニーナだとかかる期間もその分長くなります。
パイパンとなでしこで必要な回数を比較すると、
パイパン | なでしこスタイル | |
---|---|---|
医療脱毛 | 7回〜10回 | 5回〜8回 |
エステ脱毛 | 15回〜30回 | 10回〜25回 |
このくらいの違いが出てくると思います。
ただ、やっぱり悪い事ばかりじゃ無いのがハイジニーナ。
今からメリットも紹介していきますね。
パイパンのメリットとは?
ざっとあげるとこちらの5点。
- 蒸れない・臭わない
- チクチクしない
- 下着から飛び出さない
- 前戯の時、邪魔にならない
- メンテがいらないからとにかく楽
順番に解説していきます!
1. 蒸れない・臭わない
毛があると、生理や夏場の汗をかく時期、どうしても蒸れてしまいます。
肌が弱い人だとそのせいでかゆみが出たり、かいてしまう事で黒ずみの原因になる事もあるんですよね。
しかも当然ながらデリケートゾーンは蒸れたらかなり臭い。
毛が生えてるところって不潔になりやすいんです。
毛の無いVIOは衛生面だけで見れば圧倒的No.1。
経血や汗が絡まないのはかなり嬉しいですよね。
2. チクチクしない
なでしこスタイルの場合は細くて短い毛を2センチ程残すのが基本スタイルなんですが、やっぱり毛質によっては太い人だと毛先がチクチクしてしまう事があります。
そうなればもう、チクチク問題にも悩まされる事はありません!
3. 下着や水着から飛び出さない
面積が小さかったり、Vラインが総レースになってる下着を着る時、毛がモジャっとはみ出してるとみっとも無いですよね。
一年の中で言えば、特に夏は水着を着るぶん気になる場面が増えます。
あとは普段からスキニーなボトムが多い人は、下着の跡が出ないようにTバックを常時着用してたりすると思うんですが、
そういう人はいっその事パイパン状態のほうが衛生上も見た目も綺麗で楽だと思います。
4. 前戯の時、邪魔にならない
私がVIOの処理を始めたのは彼氏とエッチしたあと、モジャモジャのVIOを「処理しないの?」と突っ込まれた事がきっかけでした。←(28年間処理しないで生きていたんです。ああああああ…ヒカナイデ。・゚・(ノД`)・゚・。)
で、半年以上いろんなグッズを使って自己処理を重ね、今やVIO脱毛通いしているわけなんですが、、、、
やっぱり毛が全く生えてない時のほうが夜も色々とスムーズですよ。(爆)
男女置き換えてみたらわかりやすいけど、あのモサっとしたものが無いわけですから、、、、!
そんなこんな、毛があるより無い方が、行為が丁寧になる可能性は極めて高いです。(※性癖の問題は除く)
裏メモ:パイパンが原因のレスはありえないと思うけど、モジャモジャは原因になりうる。
さて、最後はこちらです。
5. メンテがいらないからとにかく楽
なんと言ってもこれが1番大きいですね。
なでしこスタイルのようにVラインに毛を残す場合、生えてる毛は長く伸びてきます。
こればっかりはどうしようも無いので、定期的に短くカットする必要が出てきちゃうんですね。
その点、パイパンにするとなれば脱毛通いは大変だけど、終わってしまえばもうNOメンテ。
人目を気にしない性格の人だったら、「パイパン以外ありえない」と感じる事でしょう。
しかも要介護の歳になったら、もう若者に囲まれて脱毛サロンに通うの恥ずかしい。。。
なんと言っても日本は先進国の中で、VIO脱毛に関しては相当な遅れを取っていますから、そこをまず改善したいですね。
世界と日本のVIO事情の差
海外では、すでにアラフォーだってアラフィフだって当然のようにVIO処理をする文化が確立されています。
日本でいうところの脇毛レベルで当たり前。
しかもその文化は女性だけのものでもありません。
老若男女に広まっていて、スポーツ選手ならほぼ100%という国もあるんですよ。
日本から海外移籍したサッカー選手は、陰毛が生えてる事で不潔に見られて、「一緒のシャワールームを使う嫌だ」って言われたりもするんです。
また、欧米では親が子供にVIO脱毛をプレゼントするほど。
要するに、モジャモジャにしてる人はほぼいないんですよ。
すでに"当たり前の文化"として確立しているからこそ、ツルツル無毛のVIOを見て、違和感を持つ人も当然いません。
日本は今だにモジャモジャの人も沢山いるから、属するコミュニティ次第ではちょっとパイパンだと浮いちゃったりします。
あと、看護師さんとの座談会でも言ってましたが、「不妊治療で来院する女性の多くはもじゃもじゃ」というのが現実だそうです。
結局レスに繋がちゃってる例も決して少なくないような気がしますね。
明確な正解が無いのが現状の日本
VIOは人生のほとんどの時間、下着の中で隠れているわけだから、基本的には自分の意見が大事です。
「自分はどうしたいか?」という意思を明確に持ってるのであれば、それに従うのが正解だと思いますね。
でも個人としてのこだわりがあまり無いのであれば、非常に大事な場面で大事な人に見せる部分だからこそ、男性の意見を取り入れるのもありです。
というわけで、普段聞けない男性の意見をアンケート調査してみたんです!←(調査の鬼。)
男性500人のアンケート取りました!意外とパイパンが不人気だった…。
アンケート内容はこちらです。
【アンケート項目】
- 女性のアンダーヘアは、次のうちどれが一番好ましいと思いますか?(下記画像参照)
- 女性のアンダーヘアは何らかの処理をしたほうがいいと思いますか?
結果がこちら。↓
これは意外なのが、もうちょっとパイパンにも票が集まると思ったら、②の「ちょっと残し」が圧倒的でした。
いわゆる"コミュニティ次第で常識が非常識になる”のと同じで、ネットで集めたアンケートなので"女性に免疫が無い男子"が多かった可能性は否定できません。
だって真ん中のちょっと残しの状態を選びながら、「処理せずに自然なままが良いです!」って答えてる人が大量にいましたから。
これが未処理だと思ってるって恐ろしくないですか?
しかし、フラットな目線で見てもパイパンよりちょっと残しが好まれるのは動かざる事実だと思いますね。
パイパン免疫は、彼氏が属するコミュニティ次第という感じ。
パイパンに後悔して必死に戻す例もあった
インフルエンサーさんと対談した時にも、こういった例はありました。
「東京で暮らしている分には、男性も女性も、周りがしっかり処理してる率が高いからハイジニーナでOKなんだけど、田舎に帰ると別世界。だいぶ浮いて気まずかったです。」
地方ではまだまだパイパンは珍しく、一緒に温泉に行ったりすると恥ずかしい思いをする事があるようです。
その方は、一度は全部脱毛し終わったのに、カミソリで必死に剃ってなんとか生やしたそうですよ。
二階堂のパイパン本音論
ここでちょっと僕の本音を書いておきます。
実は僕、小さい娘がいます。
当然、お風呂で毎日洗ってあげています。
勘のいい方ならもう分かっちゃったかもしれませんが、娘ができて以降パイパンが微妙に苦手になりました。
元々は僕はパイパンは「あり派」です。
Vラインちょい残しの「なでしこスタイル」を推奨していますが、未処理よりはパイパンのほうが圧倒的にいい。
というか、たまにはそういう刺激も良いよねと思っていたので、歴代の彼女は一度は全剃りをしたことがありますw
で、その際、やはりキレイなパイパンとちょっと汚いパイパンがあり、キレイなのは美しくてとてもいいなと思っていました。
でも、最近はキレイ過ぎるパイパンを見るとどうしてもいつも洗っている娘が被って見えてしまい、心がムズムズしてちょっと嫌な気持ちになります。
性的興奮を覚えてはいけない本能みたいなのが出てくるのです。
既婚者とそういうことになる機会は滅多にないと思いますが、将来旦那がそういう感情になりうる可能性があるということだけは頭の片隅に入れておいて欲しいところです。
もしかするとそういう要素もあるのかもと思いましたね。
結論・自分だけの目線で見たらパイパン。でも今後の生活を考えるとなでしこは「失敗しない」
私が思う答えはこれですね。
自分が自信持って良いと思えるなら、それで良いんだと思います。
お手入れがいらないから相当楽だし、黒ずみや小陰唇の悩みが無い人はそこそこ見た目も綺麗で過ごせるはずです。
機能面で言えばVの毛はいらないです。
ただ、私の場合はさっきも言った通り、病院でツルツルになってる状態を見せるのが結構恥ずかしく感じました。
これでもし性病にでもかかってたら、"性に奔放な人だと思われてないか"とか、気になっちゃいますよね。
そして今すでに自分が40歳オーバーだったら、周りにもパイパンはあまりいない分、もっともっと恥ずかしかったような気がします。
諸々の経験を経て、
「"元々薄い状態"に限りなく近づけておくのが、1番失敗しない」
というのが自分なりに出た答えでした。
人目が気になるなら、ちょっと残した"なでしこスタイル"を信頼して間違いないと思います!
どちらが正解というわじゃなく、もじゃもじゃ以外はどちらも正解。
ただ、前述のように、稀におかしな形で残して後悔してしまう人が時々います。
「残す派だけど、イマイチどんな形がいいのかわからない」という方は、こちらの記事を参考にしてみてください!
まとめ
形はどちらを選ぶにせよ、とにかく自己処理でもいいから、お手入れをするのは必須です。
ただ、どうしても自己処理回数が増えると黒ずみや埋没毛も悪化してしまい、新たな悩みを産む原因になりかねません。
現在、私はレジーナクリニックに通っています。
その詳細なレポートを書いていますので、良かったら読んでみてください。