こんにちは、結です!
私は最近、VIO脱毛に通いはじめました。
実を言うと、6ヶ月以上に及ぶ長い長い自己処理期間を経て、ようやくの脱毛。
もう剃っても剃っても生えてくる毛にうんざりだし、
肌はチクチクして黒ずみになってきちゃうし、
一刻も早く憧れのキレイなVIOにしちゃいたいと意気込んでいます!
かなりせっかちモードになっていたので、脱毛サロンを決める時も「早く終わる所がいい!」って気持ちが強かったんですよね。
出来れば二週間とか一ヶ月おきに通いたいと思ってました。
でも実際通い始めると、次回の照射予約って2〜3ヶ月おきなんですよ!
最初聞いた時はちょっとがっかりして、私が通っているクリニックをおすすめしたくれた二階堂さんにちょっと愚痴っちゃいましたー。
だけど二階堂さんに、毛周期の事を教えてもらい、自分でもしっかり勉強してみたら超納得。
というか、ちゃんと知識がついてみると、むやみに早いスパンで通うのはデメリットしかない事にすら気づきました。
一回の照射を効果的に、そしてより少ない回数で脱毛を終わらせる為にも、毛周期の事を知っておくのは必須です
これから効果的に脱毛を進めていきたいと思っている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
毛周期とは?
まずそもそも"毛周期"とはなんなのか?
毛周期というのは、毛乳頭で生まれた毛が、伸びて抜け落ち、また新しく毛が生まれてくるサイクルの事です。
私たちの体に生えているすべての毛は、
- 成長期(初期・後期)
- 退行期
- 休止期
の3段階に分けられ、このサイクルを永遠に繰り返す仕組みになっているんです。
サイクルの期間は部位によって差があり、髪の毛や脇やVIOなど、長く伸びる毛ほど長期間に及びます。
まずはそれぞれの時期について詳しく説明していきます!
成長期(初期・後期)
成長期というのは、毛が生まれてから伸び続けている間の期間を指します。
初期とは?
初期は、毛穴の中にある毛乳頭から毛母細胞が作られ、少しずつ伸びて表面に顔を出すまでの期間。
後期とは?
そして後期とは、毛幹として表に顔を出してから、伸び続けている期間の事を言います。
初期と後期合わせて、成長期の毛は全体の約30%前後と言われています。
成長期は細胞分裂が活発に行われ、毛乳頭と毛球がくっついた状態です。
退行期
退行期とは、これ以上毛が伸びなくなってから抜けてしまう直前までの期間。
毛穴の奥では、毛乳頭から毛球が離れて抜ける準備をしていますが、私たちの目から見ると普通に毛が生えているようにしか見えません。
既に細胞分裂は止まっている状態で、ほっておくと自然に抜けます。
休止期
休止期は、毛が抜けおちた後、次に毛母細胞が生まれてくるまでの休止期間です。
この時期は、完全に毛穴が休んでいる状態。
私たちの目から見ると、1番毛がなくてキレイな状態に見えますよね。
因みに永久脱毛した毛穴も、つるつるにハゲてしまった頭髪も、休止期が続いて発毛が行われていない状態なんです。
発毛するには、毛乳頭が毛細血管から栄養を運び、毛母細胞がまた新しく生まれてくる必要があるんですよ。
脱毛器の働きは、毛乳頭を破壊する事
要するに脱毛器というのは、メラニンに反応する波長を出して、毛乳頭を死滅させたり、弱らせたりする働きをしているんです。
完全死滅させれば「永久脱毛」。
弱らせるのは「減毛」と呼ばれています。
光脱毛とレーザー脱毛の違いについては、二階堂さんが超絶詳しく解説している記事もあるので、興味がある人はぜひ読んでみて下さい!
さて、話を戻しますが、この毛乳頭を効率よく破壊する為には、毛周期をしっかり意識して照射する必要があるんです。
毛乳頭にダメージを与えられるのは成長期だけ
脱毛器の波長は黒いメラニンに反応するようにできている為、毛乳頭が毛球から離れてしまった毛に当てても、全く効果がないのです。
じゃあ「VIOの場合はどのくらいのスパンで成長期の毛が生え揃ってくるんだろう?」というのが大事なポイント。
VIOの毛周期の長さは?
大事なポイントと言ったものの、これは1つの正解があるわけでは無いんです。
それぞれの体質にもよるし、かなり個体差が大きい問題。
例えば髪の毛でも、毛量が多い・少ない・太い・細い・伸びるのが早い・遅い・禿げてるetc…
生まれ持った個性があるのと全く同じなんですよ。
だからネット上にも、2〜3ヶ月とか、1年とか1年半とか2年以上とか、かなり情報がバラバラ。。。
そこで1つの基準として、二階堂さんが脱毛協会の資格を取った際の、公式な教科書のデータを参考にしてみたいと思います!
それぞれの体のパーツの毛周期
こちらの資料では、VIOの成長期は約4ヶ月、休止期は3ヶ月とされています。
これに退行期もある事を踏まえると、大体1年前後で1サイクルと考えてみましょう。
(※こちらの資料にも個人差ありと書かれているので、あくまで一例としての仮定です)
ってことは、一回目の照射時に退行期だった毛が次の成長期になるには、1年前後かかるって事になるんです。
正しい間隔を空けて当てる事が大事
VIOの場合、その間隔は大体2〜3ヶ月おきがベストと言われています。
回数を重ねるごとに毛が少なく細くなってくるので、5回目以降はしっかり生え揃うまで半年くらい期間をおく人もいます。
一定期間を空ける事に目が行きがちですが、5回目というのもあくまで目安。
要は「しっかり成長期の毛が生えた所で当てるのが正解」って事ですね!
成長期の毛は全体の20〜30%
VIOの場合、成長期の毛は全体の20〜30%と言われています。
つまり一度の照射で毛乳頭にダメージを与えられるのは20%程度。
すべての毛に照射しようと思ったら、少なくとも
「20%×5=100%」
なので、5回は照射する必要があります。
もちろん一度で完全に毛乳頭が死滅しない可能性も高いので、仕上がりをどこまで追求するかによって、回数は増えていきます。
- つるつるを目指す人
- ちょっと減るくらいでいい人
- もともとの毛が薄い人
- もともと濃い人
- 痛くないけど出力が弱い光脱毛
- 痛いけど効果が高いレーザー脱毛
など、必要な回数はあらゆる要素で変わってしまいます。
毛周期に関係なく通える脱毛とは?
これはエステサロンの光脱毛に多いパターンですが、最近では2週間〜1ヶ月おきに通えるので早く回数を消化できる事を売りにしているサロンも多いです。
これは理由が2つあります。
- 1回の出力が弱いので、1つの毛に短いスパンで何度もダメージを与える
- SHR式(蓄熱式)脱毛器で、毛乳頭ではなくバルジ領域にダメージを与える
まず1つめから説明しますね。
①1回の出力が弱いので、1つの毛に短いスパンで何度もダメージを与える
特にエステサロンの"無痛を売りにしている脱毛"というのは、レーザー脱毛と比較するとかなり一回の出力レベルを低く設定しています。
その分、一本の毛乳頭に何度もダメージを与えないと、なかなか脱毛効果が現れにくくなってしまうんですね。
だから短いスパンで同じ毛に複数回波長を当てて、次の毛周期でより弱い毛が生えてくるようにしているんです。
また、抑毛ジェルを浸透させる事で、毛自体の生えるスピードを抑える効果があるサロンもありますが(SSC方式)、短いスパンで通える理由は同じです。
そしてもう一つは全く別のパターン。
②SHR式(蓄熱式)脱毛器で、毛乳頭ではなくバルジ領域にダメージを与える
こっちの脱毛器は、そもそもの脱毛方法が違います。
新しいSHR式というのは毛包全体に熱を加え、バルジ領域にダメージを与えるものなんです。
バルジ領域は2000年に脱毛症の研究で発見された幹細胞の一種。
バルジ領域で作り出される発毛因子が毛母細胞となり、毛乳頭から栄養を受ける事で毛が生えると考えられています。
つまりバルジ領域を破壊すれば、毛が生えてこなくなるという事ですね。
そしてこのバルジ領域というのは、毛乳頭よりも浅いところに存在していて、毛と直接繋がっていません。
この方法が可能になれば、毛周期を完全に無視して脱毛を進めていけるという理論なんです。
ただ、蓄熱式の脱毛器が登場したのはつい最近で、また今の所の技術では完全に毛周期を無視した形での脱毛は難しいというのが現実です。
今日本で使用されているほとんどの脱毛器は毛乳頭にダメージを与えるタイプなんです。
というわけで、現状で言えばやっぱり毛周期を意識して予約を取るのは超重要!
2〜3ヶ月は成長期の毛をしっかり生やして、脱毛施術に挑みましょう。(※生やしぱなしで放置しろというわけではありません。)
毛抜禁止・シェービングはOKです!
OMG!
私みたいにもともとがしっかり生えてるタイプだと、相当うすーーいトライアングルミニの状態にするには結構時間がかかるんですよね。
脱毛に通い始めて思うのは、早いスパンで当てるのは間違いですが、早く始めるべきというのは正解です。
どこに行ったらいいのかわからないという方は、二階堂さんがそれぞれの状況にあわせておすすめを紹介している記事がありますので、ぜひ参考にしてみて下さいね!
結のVIO脱毛体験レポと、恋愛進行状況もまたお伝えいたします( ;∀;)笑
お楽しみに!